2007年01月30日
全豪決勝 【GONZO】
2007年 全豪オープン。
この男、GONZOことF・ゴンザレスが優勝した。

というのは、ご存知の通りもちろん冗談で、“Special KING”と称されるロジャー・フェデラーが2年連続3度目の優勝を果たした。
昨年後半から新しいコーチと共に「ニュー・ゴンザレス」となったゴンちゃん。
バックのスライスを多用し、コートや時間の使い方が上手くなり、チャンスとなれば例のフォアハンドをぶち込んでくる。
「結構最強に近いかも…」
とは思ったが、昨年は、ロジャーにはマドリッドでもバーセルでも全く通用しなかった。
しかし、今回、この全豪オープンでの勝ち上がり方を見ていると「ニュー・ゴンザレス」がさらに進化しているなってことが理解でき、「これは、ひょっとすると…、ひょっとして、ひょっとしちゃったりするかもしれないぞぉ~~~!!!!」って思わせてくれた。
もちろん、僕はロジャーファンなので、今年は、最終的にロジャーの年間グランドスラムを見なければならないのだが、決勝戦の相手がゴンってことになると、「5セットも悪くないなぁ~」ってことで、接戦を望んでいたりしちゃったのだ。
生まれ変わりゾーンに入ったGONZOに対して、神となったSPECIAL KINGはどんな展開を見せてくれるのか?!?!
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
試合は、非常に興味深いものであった。
GONZOは素晴らしい立ち上がりを見せてくれた。
しかし、T・ハース戦のようなことにはならなかった。
相手はSPECIAL KING!!
3ポイント目からはGONZOにアジャストしてきた。
そして、隙あらば怒涛のフォアハンドが炸裂する!!!!

それでも負けじと、カウンターのスーパーショットをお見舞いするGONZO!!!!

頑張れGONZO!!!!アボカドパワーで食らいつけ!!!!

しかし、SPECIAL KINGは神だった。
いくらGONZOが必死に食らい付き、スーパーショットをお見舞いしても、それを上回るスーパーショットが返ってきて、最後は華麗なネットプレーで仕留めにかかる。

いくらGONZOとて、もうがら空きのオープンコートには帰れない。

気持ちだけは…、いや、ラケットだけはせめてボールに食らいつけとばかりに、またしてもラケットをすっ飛ばすGONZO!!!!

しかし…。 時、既に遅し…。
もう画面にはGONZOの姿はなかった。
小さなガッツポーズのSPECIAL KINGと、無情にもコーナーに突き刺さるボールと、寂しげなGONZOの投げ込んだバボラの武器だけがそこにはあった…。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
さらにGONZOは、虫にも悩まされた。
いつも大鋸屑とかを勝手に持ち込んでいるツケが回ってきたのかも知れない…。
必死に虫の駆除に精を出すGONZO!!!!

自らの力では虫を駆除できないと悟ったGONZOは、ボールボーイに、コートからの駆除を命じる。

GONZOの命とあらば、やらねばならぬ。あぁ、必死のボールボーイ!!!!

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
こちらは、いつも余裕な我らのSPECIAL KING!!!!

対照的に、怪しい飲料をチュパチュパしたり…。

怪しい滑り止めを右手にたっぷりとセッティングするGONZO!!!!

これでは、試合の流れは決まったようなものだった。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
時は流れ…。
いよいよマッチポイント!

素晴らしい展開で、フォアのWinnerを突き刺し、40-0に…。
それまでのすべてに納得するかのようなSPECIAL KINGのシャウト!!!!

マッチポイントを確かめるかのように遠くを見つめるSPECIAL KING!!!!

「よし。やっとここまできた。行くぞ、GONZO!!!!」
そして、見事なバックのパッシングが決まったぁぁぁ~!!!!

倒れこむSPECIAL KING!!!!

「あれ?決まったよね?OKだよね?」ってな感じで、ちょっとだけ確認するSPECIAL KING!!!!

そして再度、歓喜に酔いしれるSPECIAL KING!!!!
しかし、すぐに立ち上がりGONZOの元へ。互いの健闘を讃え合う2人。

もしや日本で覚えたのだろうか…? 深々と頭を垂れ感謝の意を表すSPECIAL KING!!!!
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
歓喜の瞬間が一段落し、表彰式を待つ時間。
あれ???SPECIAL KINGがおもむろに席を立った。

表彰式に向けてトイレにでも行くのだろうか??
いや、そんなはずがない。彼はSPECIAL KINGだ!!!!

スポンサーと話すのかと思いきや、さらっとスルーして…。

辿り着く先に待つのは…、もしや……?!?!?!?!

ごっ、ごっ……、GONZOじゃないですか!!!!

しかも、GONZOの方が偉そう…。(・・、)\(^^ )
SPECIAL KINGが自らGONZOに歩み寄る。

柳さんも言ってたけど、いい光景ですよね。
いい試合をした後は、お互いにもっと仲良くなる。
初対面の人と試合をして、いい試合が出来ると、試合後は、相手の人と気を交えたような、何かちょっとだけ分かり合えたような感覚を持つことが我々素人レベルでも日常的にあることだ。

それがこのスーパーレベルでも窺えるというのは、本当に素晴らしいことだ。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
表彰式でもGONZOの健闘を讃えるSPECIAL KING!!!!

「あなたが素晴らしいプレーで準優勝できて僕もとても嬉しいよ。」
「またチリに戻って大活躍してください。」
「そして、今シーズンのツアーもお互いに頑張りましょう。」

さらに、去年も涙しながらマルちゃんのチームに祝福を送っている姿に感動し感心したけど、今年もゴンちゃんのチームに「おめでとうございます。いい試合が出来ました。」と祝福を送るSPECIAL KING!!!!
素晴らしい…。

こんな立ち振る舞いをされたら、もう敵ながら“天晴れっ!”って感じですね。
GONZO陣営もSPECIAL KINGに拍手を送る。
さすが神となったSPECIAL KINGです。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
準決勝で、SPECIAL KINGに木端微塵にされたロディックが、なかばヤケクソで「この大会は彼のための大会だよ」と言っていた。

そして、実際に、その通りの結果となった。

しかし、今大会はこの男の大活躍があったことを忘れずにいよう。
グランドスラム皆勤賞なのに、いつも知らない間に負けていて目立たなかったGONZO…。
確かにSPECIAL KING“ロジャー・フェデラー”のための大会だったけれども、敢えて言おう…。
GONZO…。あなたこそ、この大会の主役だったと…。

よく頑張ったよ、ゴンちゃん…。
あなたの呆れる位のパワフルフォアハンドと闘志溢れるプレイに多くの人が魅了されています。
ニュー・ゴンとなったこれからも、素晴らしい勇姿を見せてください。
そして、異次元のSPECIAL KINGことロジャー!!
ラケットも変わり、ちょっとだけ心配でしたけど、何も心配することはありませんでした。
試合を見るというよりは、ダバディ氏の言う通り、あなたの創り出す「作品」に触れていた気がします。

この姿を、今年こそ、パリRGでも見れることを信じています。
感動をありがとう!
この男、GONZOことF・ゴンザレスが優勝した。

というのは、ご存知の通りもちろん冗談で、“Special KING”と称されるロジャー・フェデラーが2年連続3度目の優勝を果たした。
昨年後半から新しいコーチと共に「ニュー・ゴンザレス」となったゴンちゃん。
バックのスライスを多用し、コートや時間の使い方が上手くなり、チャンスとなれば例のフォアハンドをぶち込んでくる。
「結構最強に近いかも…」
とは思ったが、昨年は、ロジャーにはマドリッドでもバーセルでも全く通用しなかった。
しかし、今回、この全豪オープンでの勝ち上がり方を見ていると「ニュー・ゴンザレス」がさらに進化しているなってことが理解でき、「これは、ひょっとすると…、ひょっとして、ひょっとしちゃったりするかもしれないぞぉ~~~!!!!」って思わせてくれた。
もちろん、僕はロジャーファンなので、今年は、最終的にロジャーの年間グランドスラムを見なければならないのだが、決勝戦の相手がゴンってことになると、「5セットも悪くないなぁ~」ってことで、接戦を望んでいたりしちゃったのだ。
生まれ変わりゾーンに入ったGONZOに対して、神となったSPECIAL KINGはどんな展開を見せてくれるのか?!?!
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
試合は、非常に興味深いものであった。
GONZOは素晴らしい立ち上がりを見せてくれた。
しかし、T・ハース戦のようなことにはならなかった。
相手はSPECIAL KING!!
3ポイント目からはGONZOにアジャストしてきた。
そして、隙あらば怒涛のフォアハンドが炸裂する!!!!

それでも負けじと、カウンターのスーパーショットをお見舞いするGONZO!!!!

頑張れGONZO!!!!アボカドパワーで食らいつけ!!!!

しかし、SPECIAL KINGは神だった。
いくらGONZOが必死に食らい付き、スーパーショットをお見舞いしても、それを上回るスーパーショットが返ってきて、最後は華麗なネットプレーで仕留めにかかる。

いくらGONZOとて、もうがら空きのオープンコートには帰れない。

気持ちだけは…、いや、ラケットだけはせめてボールに食らいつけとばかりに、またしてもラケットをすっ飛ばすGONZO!!!!

しかし…。 時、既に遅し…。
もう画面にはGONZOの姿はなかった。
小さなガッツポーズのSPECIAL KINGと、無情にもコーナーに突き刺さるボールと、寂しげなGONZOの投げ込んだバボラの武器だけがそこにはあった…。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
さらにGONZOは、虫にも悩まされた。
いつも大鋸屑とかを勝手に持ち込んでいるツケが回ってきたのかも知れない…。
必死に虫の駆除に精を出すGONZO!!!!

自らの力では虫を駆除できないと悟ったGONZOは、ボールボーイに、コートからの駆除を命じる。

GONZOの命とあらば、やらねばならぬ。あぁ、必死のボールボーイ!!!!

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
こちらは、いつも余裕な我らのSPECIAL KING!!!!

対照的に、怪しい飲料をチュパチュパしたり…。

怪しい滑り止めを右手にたっぷりとセッティングするGONZO!!!!

これでは、試合の流れは決まったようなものだった。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
時は流れ…。
いよいよマッチポイント!

素晴らしい展開で、フォアのWinnerを突き刺し、40-0に…。
それまでのすべてに納得するかのようなSPECIAL KINGのシャウト!!!!

マッチポイントを確かめるかのように遠くを見つめるSPECIAL KING!!!!

「よし。やっとここまできた。行くぞ、GONZO!!!!」
そして、見事なバックのパッシングが決まったぁぁぁ~!!!!

倒れこむSPECIAL KING!!!!

「あれ?決まったよね?OKだよね?」ってな感じで、ちょっとだけ確認するSPECIAL KING!!!!

そして再度、歓喜に酔いしれるSPECIAL KING!!!!
しかし、すぐに立ち上がりGONZOの元へ。互いの健闘を讃え合う2人。

もしや日本で覚えたのだろうか…? 深々と頭を垂れ感謝の意を表すSPECIAL KING!!!!
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
歓喜の瞬間が一段落し、表彰式を待つ時間。
あれ???SPECIAL KINGがおもむろに席を立った。

表彰式に向けてトイレにでも行くのだろうか??
いや、そんなはずがない。彼はSPECIAL KINGだ!!!!

スポンサーと話すのかと思いきや、さらっとスルーして…。

辿り着く先に待つのは…、もしや……?!?!?!?!

ごっ、ごっ……、GONZOじゃないですか!!!!

しかも、GONZOの方が偉そう…。(・・、)\(^^ )
SPECIAL KINGが自らGONZOに歩み寄る。

柳さんも言ってたけど、いい光景ですよね。
いい試合をした後は、お互いにもっと仲良くなる。
初対面の人と試合をして、いい試合が出来ると、試合後は、相手の人と気を交えたような、何かちょっとだけ分かり合えたような感覚を持つことが我々素人レベルでも日常的にあることだ。

それがこのスーパーレベルでも窺えるというのは、本当に素晴らしいことだ。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
表彰式でもGONZOの健闘を讃えるSPECIAL KING!!!!

「あなたが素晴らしいプレーで準優勝できて僕もとても嬉しいよ。」
「またチリに戻って大活躍してください。」
「そして、今シーズンのツアーもお互いに頑張りましょう。」

さらに、去年も涙しながらマルちゃんのチームに祝福を送っている姿に感動し感心したけど、今年もゴンちゃんのチームに「おめでとうございます。いい試合が出来ました。」と祝福を送るSPECIAL KING!!!!
素晴らしい…。

こんな立ち振る舞いをされたら、もう敵ながら“天晴れっ!”って感じですね。
GONZO陣営もSPECIAL KINGに拍手を送る。
さすが神となったSPECIAL KINGです。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
準決勝で、SPECIAL KINGに木端微塵にされたロディックが、なかばヤケクソで「この大会は彼のための大会だよ」と言っていた。

そして、実際に、その通りの結果となった。

しかし、今大会はこの男の大活躍があったことを忘れずにいよう。
グランドスラム皆勤賞なのに、いつも知らない間に負けていて目立たなかったGONZO…。
確かにSPECIAL KING“ロジャー・フェデラー”のための大会だったけれども、敢えて言おう…。
GONZO…。あなたこそ、この大会の主役だったと…。

よく頑張ったよ、ゴンちゃん…。
あなたの呆れる位のパワフルフォアハンドと闘志溢れるプレイに多くの人が魅了されています。
ニュー・ゴンとなったこれからも、素晴らしい勇姿を見せてください。
そして、異次元のSPECIAL KINGことロジャー!!
ラケットも変わり、ちょっとだけ心配でしたけど、何も心配することはありませんでした。
試合を見るというよりは、ダバディ氏の言う通り、あなたの創り出す「作品」に触れていた気がします。

この姿を、今年こそ、パリRGでも見れることを信じています。
感動をありがとう!